株式会社 ケーヤード
造船気質
Jet-Thruster(試作) - 本格的なのは日本初かも知れない。
製品の ああせい・構成はK-Yard、
18幸隆丸(2010年3月進水)に初搭載。
油圧駆動-竪型渦巻きポンプ 200A 。 写真右が船尾、 エルボー下の船底から吸い上げます。
システムの設計製作は山本機工
、 K-Yardとポンプの選択からスタート、 すんなりではあり
ませんでしたが、 そこは長年の嗅覚で? 何とか満足のいく推力まで漕ぎ着け、 操業に間に
合いました。 おかげさまです。 これもリスクを覚悟で、 K-Yardを信じきって了承して下さった
網走の田村 隆船主さまがおられてのこと、 本当に感謝申し上げます。
技術屋として、 こういったお方、 神です。 ただただ頭が下がる思いに尽きます。
ポンプ船首方向の水流切替装置。 ごっついものだ。 わりと静か。 油圧スイッチを入れ、 主機
アイドル回転でも 従来300φスラスターより推力が出るっというのは凄いこと。 ポンプから出口
までの配管が長くたってかまわない、 出た所での反力だから・・・ 意味がわかりませんよね?・・
そういう原理なんですよ〜 ウォータージェット推進機もジェット機のエンジンもそうなんです。
「反力推進とは噴流の反作用である。 具体的には噴流がダクトノズルに圧力を与えて推進力
が発生。 これを利用しないプロペラ推力は反力推進ではない。プロペラは回転翼の揚力推進
である。 」 っと 噛み砕いて言っても・・ ピンと来る人、 居るウ〜? 私も実は、 よく判らんし
稚内の油圧の専門家、 佐藤鉄工の常務はジェットの原理を圧力差って言った。 渋いわ〜
初速がつけば ぐんぐん感覚で動く、 波で船首が上下しても影響なく効くのがいい。
推力が確認できたので、 船底スクリーンを目皿式にしても効力が出るようなら
大ゴミ・ロープ等がからむ心配も防げる。 新造船装着で+250万ほどの価格でも
値がある漁業に。 全閉モードができれば、 消防等の強力ポンプにもどうぞ。
きっかけ、 発奮材料として、 Hyper Craft Design
の平瀬さんの資料室に
Jet Thruster
試験紹介レポートがあり、 第一段階の資料取りトライとして採用を暖めていました。
世の中にはこういう理論・試験データーが埋もれています。 それを使いたい側と、
提案し完成させる側双方に、 大きなリスクがありながらもトライし、 求める価値をお互いに
共有する精神こそが、 これからの若者に示す技術(自己)開発というものではないかと思う。
そのためにはいい顧客とめぐり合える努力が一番必要なことで、 日本人はそれができる
最高の国民だと思う。 いい国に生まれたものだ、 技術屋として・・・
第二段 2010/11/10 進水
グイーン バジャ バジャ・・・ 左舷よりかなり追っ付け風吹いていましたが
へっちゃらで頭を振らした。 軽い船ですが水力はかなり本物ですね。
何せこのWJSは自分には水物っぽい要素が抜けない。 調整するまで
ヘトヘトになる。 このWJSは難儀である。 理解できる取付業者以外は
本気に勧めたくないかも知れない。 この普及で私の時間が減るのだけは
勘弁してもらいたい。 単に、 ドメイン以外は商売したくないからもある。
家の新造船は設計との一貫性。 これ以外のサイドスラスターはもう考えたくない。

第二段 欣宝丸では キングストンが目皿式・呼び水別ポンプ連動式とかが進化。
当然のことですが、 切れロープ・木片とかでのトラブルの心配はない。
左右切り替えのレスポンスが若干アップしたような気がする。

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